サボテンと多肉植物、その似ているようで異なる点とは?

基本の栽培方法
悩むウサギ
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サボテンと多肉植物って何が違うの?

サボテンと多肉植物、この二つの植物にはどんな違いがあるのでしょうか。

見た目が似ているため同じカテゴリーに分類されがちですが、実は細かな違いが存在します。一般的には「サボテンには刺があって、多肉植物には刺がない」と考えられがちですが、これには例外もあります。実際には刺のある多肉植物や刺のないサボテンも存在するのです。

この記事では、サボテンと多肉植物の違いと共通点に焦点を当て、両者の独特な特徴と関係性について探求していきます。

サボテンと多肉植物の違いを解説

サボテンと多肉植物の特徴と相違点について詳しく見ていきましょう。

意外かもしれませんが、サボテンは実は多肉植物の一つです。サボテン科に分類される植物がサボテンとして知られています。

特徴の違いは刺座の有無

サボテンと多肉植物を区別する最大のポイントは、「刺座」の有無です。

刺座(しざ)がある植物はサボテン、ないものは多肉植物とされます。サボテンに似た形をした多肉植物であっても、刺座がなければそれはサボテンではありません。この特徴を把握すれば、見た目だけで簡単に判別できます。

「刺座」って何?

「刺座」とは、サボテンに必ずある刺の根元にある白い綿毛のような部分のことです。「アレオーレ」とも呼ばれるこの部分は、刺がないサボテンにも存在します。

生息地の差異

多肉植物は主にアフリカ大陸を中心に世界中に分布していますが、サボテンは主に南北アメリカ大陸に生息しています。

このため、多肉植物はさまざまな気候に適応して、寒さに強い種や湿気に耐える種など多様な形態を持っています。

一方、サボテンは乾燥した環境に適応し、高温を好み湿気に弱い特性を有しています。

サボテンと多肉植物の共通する特徴は?

それでは次にサボテンと多肉植物の共通点を紹介します。

サボテンと多肉植物は、雨が少なく日光が豊富な乾燥した場所で自然に育ちます。

過度な直射日光は葉焼けの原因になるものの、一般的には日当たりの良い場所での育成が適しています。家庭内での栽培には、朝日が入る窓辺が最適です。

サボテンと多肉植物の水やりのポイント

サボテンと多肉植物は、水やりの方法が似ているようで異なります。

サボテンは暑さを好む「夏型」の植物ですが、多肉植物には涼しい気温を好む「冬型」の種類もいます。

全ての植物に同じ水やりをしてしまうと、片方が枯れてしまう可能性があります。寄せ植えを作る場合、サボテンと同じく暑い時期に活動する「夏型」の多肉植物を選ぶことが大切です。

このように似た環境を好むサボテンと多肉植物を組み合わせると、統一感のある美しい寄せ植えが完成します。

サボテンの刺、実は葉の進化形

サボテンの刺について、意外な事実をお伝えします。多くの人がサボテンに葉がないと思っていますが、実はその刺こそが進化した葉なんです。

高温で乾燥する環境では水分の保持が非常に重要。サボテンはこの環境に適応するため、水分の蒸発を抑える葉を刺へと変えたのです。刺は水分を蓄えたり、動物に食べられないように防御したり、強い日差しから守る役割も担っています。さらに、繁殖の際にも重要な役割を果たしています。

葉が刺に変わるという進化は、自然の不思議さを感じさせますね。

まとめ

サボテンと多肉植物の違いに関する解説を行いましたが、ポイントは「刺座」の存在です。

この「刺座」を理解すれば、植物が多肉植物かサボテンかの区別がつきます。

刺に触れる際には注意して、刺座を観察してみてください。