部屋が西側にあるけど…うまく育てることできるかな?
「西向きの場所での多肉植物栽培、実際のところは?経験から学んだ影響と対策」
「西日は植物に強すぎる」とか「朝日が植物には良い」という話、よく聞きますよね。でも、これって実際どうなのでしょう?
特に、西向きのベランダや庭で多肉植物を育てている方やこれから始めようと考えている方にとっては、気になるポイントです。今日は、西日の下で多肉植物を育てる際の実体験と、私が試した対策方法をお話ししたいと思います。
強い西日が当たるんだけど大丈夫?
私が多肉植物を育てているのは、西日がたっぷりと当たる西向きの部屋。屋外のスペースも西向きで、日中はまわりが明るくなり、部屋も少し明るくなるんです。ただし、本格的に日が差し込むのは午後から夕方にかけて。だから、西日がとても強く感じられます。
こういった状況でも、多肉植物はちゃんと育っています。ただし、何もせずに育っているわけではないんです。「西日は強すぎる」と言われるのは、実際に間違いではないと思います。
多肉植物が枯れやすくなることは確かにあります。しかし、これが一年中同じ影響を及ぼすわけではないようです。季節によって、多肉植物の反応も変わるんですね。
西日が必ずしも植物に悪いわけではない理由
「西日は植物にマイナス」とよく言われますが、それは一概には言えないかもしれません。前にも触れたように、西日がすべての悪の原因というわけではなく、実際にはそうとも限らないのです。
熱や温度の問題
西日が植物に強烈な影響を及ぼすのは、特に初夏から初秋にかけての期間です。
この時期は日の長さが感じられ、西日の強さが植物にとって問題を引き起こしやすくなります。直接日光を浴び続けると、葉が日焼けで変色したり、植物全体が枯れたり、しおれることも珍しくありません。植物にとっては、西日が直接的なダメージの原因になることもあります。
それでは、多肉植物はどうでしょうか。
私の体感では、日差しよりも温度や熱が重要な問題となっています。特に夏の暑い日に多肉植物が直射日光にさらされると、その温度の上昇が植物にとって「煮える」ような影響を及ぼすことがあります。植物は全体的にぐったりし、葉もしわしわになってしまうことがあります。
体温計で確認することはできませんが、熱によって多肉植物がダメージを受けることは事実です。