育ててるとだんだん崩れてしまう…困ったな
多肉植物を育ててときに、こんなお悩みはありませんか?
- ドーム型のコンテナガーデンを作りたいけど、上手くいかない…
- せっかく作ったガーデンがあっという間に崩れてしまう…
私も立体的なコンテナガーデンを作る時、その崩れやすさに困っていました。
そこで出会ったのが「ネルソル」という素材です。この「ネルソル」を使ってみたら、驚くほど簡単に美しいドーム形状のコンテナガーデンが完成しました!
「ネルソル」を使うことで、コンテナガーデン作りがずっと楽になるんです。そして、実際に使ってみて気づいたポイントやコツを、この記事で皆さんにもご紹介したいと思います。
ぜひこの記事を参考に、「ネルソル」を使ったコンテナガーデニングに挑戦してみてくださいね!
「ネルソル」って何?
ネルソルとは、水を加えると粘りが出て、乾かすと固くなる、ちょっと変わった培養土です。この土には独特のポリマーが混ぜられていて、水を混ぜると粘度が増します。しっかり乾かすのには1週間くらいかかりますが、その間はやわらかく扱いやすいんです。粘りけがあるから、いろんな形にしたり、様々な場所に固定したりすることができますよ。ただし、ガラスのような滑らかな面にはくっつきません。
あなたのアイデア次第で、ネルソルを使って色々なタイプの寄せ植えが楽しめますよ♪
ネルソルを使って、オリジナルの寄せ植えを作ろう!
ネルソルの便利な特徴を理解したら、次は実際に寄せ植えに挑戦してみましょう。ここでは、その作り方をご紹介します。
ネルソルを使った寄せ植えに必要なもの
- ガーデニング用のはさみやピンセット
- 植木鉢
- 鉢底に敷くネットや鉢底石
- 土を入れるための竹串や器具
- 土(サボテンや多肉植物用、または鹿沼土と赤玉土の混合)
- ネルソル
- 紙コップやビニール袋
- ネルソルを混ぜるための割り箸
- 苗
植え替えに使う道具は、キレイにしておきましょう。
ネルソルを利用したおしゃれな寄せ植えの作り方
準備編: ネルソルを用意しよう
まずはじめに、ネルソルに水を加えて軽く混ぜ、20分ほど放置します。水とネルソルの理想的な割合は10:4ですが、作ってみながら最適な硬さになるよう水の量を調節してみてください。ビニール袋を使って「もみもみ」と混ぜる方法もおすすめです。
練り練り編: ネルソルをしっかり練る
20分が経過したら、粘りが出るまでしっかりと練ります。
土台作り編ステップ1: 多肉植物用の土を鉢にセット
最初に、多肉植物用の土を鉢に入れましょう。鉢の1~2センチ下まで土を入れるのがポイントです。
土台作り編ステップ2: ネルソルをドーム状に盛る
次に、その土の上にネルソルをドーム状に盛りつけます。
寄せ植え編
大きな苗を中心に配置し、その周りに小さい苗を植えていきます。隙間がないように注意しながら配置しましょう。ネルソルを使えば、土が崩れることなく、手軽にボリュームのある寄せ植えが完成します。これなら、寄せ植えが崩れる心配も少なく、安心ですね。
ネルソルを上手に使うコツ
ネルソルは特に「寄せ植え」に使うと効果的です。でも、どんな寄せ植えにも向いているわけではないんです。ネルソルが活きる寄せ植えとそうでないタイプを見てみましょう。
ネルソルが活きる寄せ植え
- 立体感のあるデザインの寄せ植え
- 植物をぎっしりと植え込むスタイルの寄せ植え
特に、植物を密集させた寄せ植えにネルソルを使うと、いいですね。ネルソルは普通の土と比べて根が張りにくいので、多肉植物にちょうど良い負担を与えるんです。
このおかげで、美しい紅葉が得られたり、形がしっかり保たれたりします。ぎっしりタイプの寄せ植えには、ネルソルの使用を推奨します!
ネルソルが向かない寄せ植え
- 植物の間隔を空けて作る寄せ植え
- 自然に大きくなるタイプの寄せ植え
こんな時はネルソルは活かせないので通常使用している土を使いましょう!
ネルソル使用時の注意点
固定後の変更は不可
ネルソルはだいたい1週間で完全に固まります。固まってしまうと、多肉植物の追加や配置変更はできなくなりますので、注意が必要です。
あくまで観賞用
植物を増やしたり、大きくさせたいと考えている場合は、ネルソルの使用は控えた方が良いでしょう。
水やりの工夫が必要
固まったネルソルは水をはじきやすくなります。そのため、水やりには少し工夫が必要です。水をゆっくりと与えるか、底面給水を利用することがおすすめです。
おわりに
この記事では、ネルソルを使った寄せ植えに関する、実際の体験と得られた知見を皆さんにお伝えしました。
ネルソルには長所も短所もありますので、それらをよく理解して、上手に取り入れていただければと思います。