秋の多肉植物のお手入れ術!植え替えポイントとは?

季節のお手入れ方法
悩むウサギ
悩むウサギ

夏は乗り切ったけど、秋ってなにすればいいのかな?

秋になると、多肉植物の手入れが特に重要になりますね。夏の暑さを乗り越えたあとのメンテナンスや植え替えのコツについて、ご紹介します。

夏は多肉植物にとって色々な問題が起きやすい季節です。もし植物が弱ってしまっても、秋に適切なケアをすれば、元に戻すことが可能です。

今回は、私が自分の多肉植物で経験したことを踏まえ、夏の後にやるべき手入れと植え替えのポイントをお伝えします。

秋における多肉植物のお手入れのポイント

多肉植物が特に美しい季節、それが秋です。この時期に訪れる「紅葉」は、多くの方が待ち望んでいる風景ですね。季節の変わり目には、多肉植物も様々な変化を見せます。涼しくなると、水やりの頻度や量を調整する必要があります。

夏に大きくダメージを受けた部分や苗は、復活が難しい場合もあります。深刻な傷みがある場合は、取り除くのがベストです。

これについて、いくつか実例をお話ししましょう。

ダメになった葉はきちんと取り除こう

秋になると多肉植物のお手入れが大切になってきますね。特に夏の暑さを乗り越えた後のケアは重要で、夏にだめになった下葉の処理は特に注意が必要です。

夏の間、多肉植物の下の葉は乾燥や暑さで枯れてしまうことがあります。枯れたようになったり、形が変わったり、垂れ下がったりする葉は、残念ながら取り除くのが一番です。葉を株元にそのままにしておくより、しっかりと片付けた方が良いですよ。

だめになった葉がすぐに取れない時は、焦らずに少し時間を置いてから再挑戦してみてください。葉を取り除いた後に新しい芽が出ることもありますから、心配しなくて大丈夫ですよ。

柔らかく変わった葉と茎はカットがベスト

秋に多肉植物を手入れする際、夏を越えたあとに注意したいのが、柔らかくなったりジュレ状態になった葉や茎です。

夏の間に多肉植物の一部がこのような状態になることもありますが、このままにしておくと良くなることはほとんどありません。夏の暑さで手を出さずにいたとしても、ダメになった部分は思い切ってカットするのが良いでしょう。

特に、柔らかくなった部分が残っていると、大丈夫な部分にも影響を及ぼしてしまうことがあります。

このようにダメになった部分は、他の場所に移してみても復活は難しく、結局枯れてしまうことが多いです。だから、残念ながら処分することになるんですね。

バラバラになった葉の再生!葉挿しに挑戦しよう

秋になると、夏の間に葉が散らばってしまった多肉植物が見られるかもしれませんね。

季節の変わり目に葉が散るのは多肉植物にとって珍しいことではありません。散らばった葉がまだだめになっていなければ、それらを葉挿しにしてみるのがいいでしょう。

直接土に挿してもいいですし、鉢の受け皿に集めて放置するだけでも問題ありません。

時間が経つと、芽や根が出てくる葉としおれてしまう葉がはっきりしてきます。芽や根が出た葉は、土の上に置いてやると、新しい多肉植物として育つ可能性がありますよ。

秋は多肉植物の植え替えに最適な季節

秋は多肉植物を植え替えるのにぴったりの季節です。この時期なら、葉挿しや挿し木も上手くいきますよ。

夏のお手入れが終わったら、植え替えも考えてみてはどうでしょう。ただ、植え替える際は土選びが大切です。

秋が深まると多肉植物も紅葉を始めます。紅葉は寒さを感じることがきっかけですが、土の種類によっても紅葉の様子が変わってきます。

特に、肥料が多い土や水持ちが良い土では紅葉がしにくい傾向があります。緑色のままの多肉植物なら心配ないですが、赤やピンクに色づく種類は、肥料が少ない土で育てると鮮やかになります。

水やりも大切です。育てることに一生懸命になりすぎると色づきにくいですね。寒くなるにつれて水やりを控えると、きれいな紅葉を楽しめます。

私の使っている多肉植物用の土は自家製ブレンドで、「赤玉土1:鹿沼土1:軽石3」の割合です。これで毎年、美しい紅葉が楽しめていますよ。

おわりに

今回は、秋に多肉植物を育てる際の、夏を越えた後のお手入れと植え替えのポイントについてお話ししました。

秋は多肉植物を楽しむのに最高の季節ですよね。夏のケアが終わったら、新しい多肉植物を迎えるのも楽しいものです。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。この記事が皆さんの多肉植物ケアの参考になれば嬉しいです。